実質同じポイントでもDivisionによって見かけのポイントが変わる


BNやTLのForumでSC2 Ladder Analysis: Division Tiersというスレッドが立って面白い分析がなされている。
ようするにスキルレベルの低いDivisionに配属されたら実際のポイント+modifierがついて見かけのポイントが高くなって、
スキルレベルの高いDivisionに配属されたらmodifierがあまり/全然つかず見かけのポイントが低くなる。
弱めのプレイヤーでもポイントが高くなることでモチベーションを維持させるためと推測される。
マッチメイキングも試合後得られるポイントも内部レートELL(MMR)基準で、Blizzから毎週発表のTop200もmodifierを取り除いたポイントで決まるためTop200に入る上でDivisionによる有利不利はないと思うが、見かけのポイントが高く/低くなるので不当な評価をされる危険はある。


ポイントと実力の乖離を感じていたが、Division Tiersの説明なら得心がいく。
最近おれのポイントが実力の割にやけに高くなってきたが、
俺が+189/+252/+315くらいのmodifier込みのポイントでnanasiさんが+0とすれば納得できる。
実際nanasiiさんのDivisionはS-RankのPylon Kappaなのでmodifierがついていないぶん、多くの人よりポイントが低く出ているはずだ。


315ポイントのmodifierも確認されている以上、見かけのポイントと実質的なポイントの乖離は大きい。
SC2JCのトーナメントも今はポイントによってシード付与をしているが、あまりよい指標ではないと思う。一回戦だけのシードでランダムなシード生成もある現状だと大勢に影響はないが。

SC2 Ladder Analysis: Division Tiers
http://us.battle.net/sc2/en/forum/topic/1083361125
http://www.teamliquid.net/forum/viewmessage.php?topic_id=169830


わかっていること:
Divisionは均等ではない。Blizzconで確認済み。
Top 200はDivisionのスキルレベルによる補正を抜いたポイント作られている。
Top 200はポイント以外の要素は基準にしていない。Blizzconで確認済み。
SC2RanksのポイントランキングとTop200の違いはDivisionが添えられているかどうかにすぎない。

ちょっと検索しただけではこのBlizzconで確認されたというソースが見つからなかったが、MVP PosterなうえPostから時間も経っているので、悪質なデマということはないとは思う。




BlizzのTop 200と同様の計算によるランキングだが、すでにmodifierがわかっているDivision(Top 200に入ったプレイヤーがいるDivision)のプレイヤーしか載らないため不正確